古代山城・金田城をあるく
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金田城がスペシャルな理由
1)1350年前の国宝級の石塁が残っている

対馬の中央に広がる、リアス式海岸に囲まれた浅茅湾(あそうわん)。その湾に向かって、南から突き出した岩塊の山・城山(じょうやま)があります。今からおよそ1350年前、白村江の戦いに敗れた大和朝廷は、大陸からの侵攻に備えてこの城山に古代山城・金田城(かねだじょう・かなたのき)を築きました。
飛鳥時代・7世紀を中心に、外国から倭国(日本)を守るために近畿から西側に築かれた山城のことを古代山城(こだいさんじょう)といいます。その古代山城の中でも金田城は、特に見事な石塁が遺存している城と言われています。 また、朝廷が編纂した歴史書『日本書紀』にその名が記されており、遺構としても歴史的に見ても、まさしく我が国において “スペシャル” な城なのです。その証に、国が文化財保護法で指定した史跡の最高ランク「 国指定特別史跡 」に指定されており、国宝と同格の価値を認められています。
2)あなたも絶対行きたくなる! 日本「最強の城」

2019/9/16(月・祝)に放送された「あなたも絶対行きたくなる!日本『最強の城』スペシャル」第4弾(NHK)において 、金田城が日本「最強の城」に選定されました。
城山をぐるっと一周するようにめぐらせた城壁の総延長は約2.2km。自然の地形を活かし、山の稜線を利用しながら石が積まれています。山そのものがお城で、海がお堀かのような作りです。「まるで城の原点のようだ」と番組内で語られた金田城の山頂からは、豊かな浅茅湾を一望できます。当時、関東から国境警備のために送られた防人(さきもり)も見たであろう景色が眼下に広がります。「万葉集」にも詠まれている防人の歌に想いを馳せながら歩いてみてはいかがでしょうか。
3)続日本100名城

2017年4月6日(46=城の日)に、金田城跡が「続日本100名城」(公益財団法人 日本城郭協会)に認定され、2018年4月6日からは続日本100名城スタンプラリーが始まりました。これまでに全国の城好きの皆さんが登城されています。
〇スタンプ設置場所(島内2か所)


金田城をもっと知りたい方へ
基本情報
http://www.tsushima-net.org/tourism-history/yamashiro-kaneda-castle-ruins/
VRで見る「対馬・金田城の旅」
http://wp.tsushima-net.org/kanedafortress/vr/
局長Nのマニアック部屋(エヌの世界)
https://www.kacchell-tsushima.net/trekking/jouyama